第12版
■アカデミック・イニシアチブ
2007.8.28
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平山 武司
(株)大阪エヌデーエス
代表取締役社長 |
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NDSのホームページへ、ようこそ! インターネットを通して皆さんに「お会い」できたこと、この上ない喜びです。
前回のアップから3年という月日がたってしまいました。多くの方から、「どうしたの?」というお尋ねや、「更新しないくらいなら、コーナー削除した方がいいですよ」といった厳しいお叱りまで、様々な声を頂戴しました。長らくのご無沙汰を、改めてお詫びいたします。 このコーナーは1996年2月から開始しました。ホームページを利用してトップ自ら定期的にメッセージを発信していく試みは、当時としては斬新であり、大きな反響をいただきました。しかし数年前から、SNSの流行・普及によりブログでのメッセージ発信が爆発的に増大し、今では様々なメッセージがネット上に溢れかえっています。日記風に気軽にライト・メッセージを発信していく流れに、正直戸惑いを覚えました。戸惑いの理由はいつか書きたいと思いますが、執筆意欲が萎えていたのは事実です。 でもそんなつまらない悩みはヤメ!ブログはブログ、このコーナーはこのコーナー。そんな単純なことに気付くのに時間がかかってしまいましたが、わたし流で続けていこうと吹っ切れました。乞うご期待!
再開第一弾のテーマは、「アカデミック・イニシアチブ」です。これは学生の方々を対象に、@ビジネス社会におけるコンピューター利用の実態を正しく理解してもらう。Aそれを実現している様々なコンピューターおよびコンピューター・システムの存在を知ってもらう。Bそしてそれを構築するシステム開発という仕事のおもしろさを体感し、興味を持ってもらう。以上3点を目的とした、ボランタリーな活動です。
学生の方々とっては、コンピューターと言えばPC(パソコン)、システムと言えばグーグル、楽天、ミクシィーあたりが一般的なのではないでしょうか。 PCがコンピューターの代名詞のように使われる昨今ですが、実際にはマイコンから大型汎用コンピューターまで、様々な種類のコンピューターが適材適所で社会のインフラを支えています。 IT業界では、B2B(Business To Business)、B2C(Business To Consumer)と言う表現が使われます。B2Bは企業間取引のこと、B2Cは企業・消費者間取引のことを指します。更に最近はC2C、つまり消費者間取引という表現も現れました。先程あげたグーグルと楽天はB2C、ミクシィーはC2Cに分類するこが出来るでしょう。ではB2Bとは何なのか。それは正に社会のインフラを支えるシステムです。コンビニに行けばいつでもおにぎりが買える、鉄道が定時運行する、注文した商品が指定日に届くといったことの裏には、普段一般の方の目に触れることはありませんが、それを支える高度で膨大なB2Bシステムが存在します。極端な言い方をするのであれば、グーグル、楽天、ミクシィーがなくても社会は回りますが、B2Bシステムがなければ、ライフライン始めあらゆる社会機能がストップし、一日たりとも回りません。それほど現代はB2Bシステムに依存しているのです。 そしてこのシステムを構築し、運用し、メンテしているのが、我々IT企業であり、そこで働く技術者です。社会的使命を考えるとき、責任とそれを成し遂げた時の達成感の大きさは、想像に難くないと思います。
今月の上旬に、名古屋の大学において、上記を目的とした4日間の夏期集中講座がコンピューター・メーカー主催で開かれました。私が理事長を務めるIT企業グループも企画段階から参画し、実習サポートや経営者による講演を実施しました。初めての試みであり、試行錯誤ではありましたが、成果は想像以上に大きいものであり、実業界と大学の連携の必要性とその効果を確信しました。
小さな一歩が踏み出されました。大きなうねりとしていくためにはまだまだ長い道のりが必要ですが、この活動やインターンシップを通して、学生の方々にITやIT業界の実像を真摯に伝えていくことは、我々の責務です。目的達成に向けて、1業界人として努力を続けていきたいと思います。
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