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環境だよりVol.6 「WCG」

環境だより

WCG

NDS 環 境 だ よ り Vol.6

※『環境だより』とは、 大阪NDSが環境への取り組みの一環として、社外の環境について好影響を及ぼす働きを展開することを目的とし、社員、パートナーの皆様のご家族向けに作成したパンフレットです。

今回のテーマ:『 W C G 』

あなたは一日にどれくらいパソコンを使っていますか?
あなたのパソコン使用量がパソコンにとっての使用可能量の限界なのでしょうか?
そうではありません。あなたがパソコンから離れて一息ついているときでも、パソコンは『仕事』をすることが出来るのです。

現在この地球上には約6億5000万台のパソコンがありますが、その多くは能力全体の5%しか使われていないそうです。こうした使われていないPCの膨大な処理能力をネットワークで集結すると、世界で一番早いスーパーコンピューターを何台も駆使して数年かかる複雑な計算を、わずか数ヶ月で終えることが出来るのです。

「それはもったいない。地球上のパソコンの余力(資源)を有効活用できないだろうか。」ということで発足した活動がWCGです。

今回はWCGの紹介と大阪エヌデーエスのWCG活動状況を紹介していきます。

WCGとは?

WCG(ワールド・コミュニティー・グリッド)は地球上のパソコンを集結し、
いま人類が直面している医学や環境などの難問題解決の研究活動に活用してもらう社会貢献活動です。

WCG

どうやって地球上のパソコンを集結するの?

「地球上のパソコンを集結」することを可能にするのが、グリッド・コンピューティング技術です。グリッド・コンピューティングでは、インターネットに繋がっている複数のパソコンに振分けて計算させることで、一台一台の性能は低くとも、大量の計算を高速に行えるようになります。

WCGは、あなたのパソコンがあなたの仕事をしていない間に、WCGサーバーに対して仕事を要求し、WCGサーバーから送られてきたデータを計算します。計算が終了すると、その結果をWCGサーバーに返送し、次の仕事をWCGサーバーに要求します。こうして得られた膨大な計算結果が研究者の活動を支援しているのです。

WCGは、世界中のコンピューターが連結されているため、
誰でも、どこからでも参加することが可能です。

どうすればWCGに参加できるの?

「エージェント」と呼ばれる小さな無料ソフトウェアを、 WCGのサイトからダウンロードして、パソコンに導入するだけでプログラムに参加していることになります

WCGサイトURL :http://www.worldcommunitygrid.org/

WCGソフトウェアは安全なの?

WCGソフトウェアの実行には個人を識別できる情報は必要ありません。WCG統計のためのロケーション情報の提供や参加者への情報提供のためeメールアドレスの問合せがされますが、参加者は使用を許可する・しないを選択できます。また、ソフトウェアは、導入先のフォルダー以外から情報を読み取ることはありません。

WCGソフトウェアがWCGサーバーへアクセスするのは1日1回です。また、参加者のコンピューターがプロジェクトのデータを処理している間はネットワークへはコンタクトしません。

WCGソフトウェアをインストールし参加登録した後で、コンピューターの利用環境が変わった場合、スケジュール変更やプロジェクト参加を停止したり、時間設定により一時的に、WCGアプリケーションを停止することも出来ます。

WCGへの参加資格は?

WCGには、参加資格はありません。誰でも個人で参加できる無償の貢献です。金銭、物品や権利などを得ることも無く、また義務も負いません。
「成否は、参加者一人一人の行動に寄る」とされ、素人であってもその分野の発展にささやかながらも貢献できます。

あなたもコンピュータの空いた時間を利用して
世界をより良くしませんか?

WCG

どんな研究活動に貢献できるの?

現在は、以下のプロジェクトが進行中です。これからでもWCGに参加すれば、
あなたも、これらのプロジェクトに貢献することが出来ます。

  • ファイト! 小児がん
    小児がんの薬を見つける研究をしています。
  • The Clean Energy Project
    エネルギー蓄積ができるような次世代太陽電池のための新素材を見つける研究をしています。
  • 栄養価の高い米を世界に
    稲の主要品種のたんぱく質の構造解析をしています。この研究によって、収穫量が多くなるよう稲をさらに品種改良することで農家を支援したり、病害虫耐性の向上を促進したり、世界中の人々、とりわけ飢餓に苦しむ地域の人々にとって栄養価の高い食料を供給することを目指しています。
  • がん撲滅支援
    がんの発生や進行の仕組みをさらに解明し、より良い治療法を開発する研究をしています。
  • デング熱治療薬開発
    デング熱、C 型肝炎、ウエスト・ナイル脳炎、および黄熱病の各ウィルスと闘うための有効成分を発見する研究をしています。
  • ヒトたんぱく質解析 – フェーズ 2 プロジェクト
    ヒトたんぱく質の解析をしています。この解析結果は、タンパク質がどのようにして望ましい機能を実行するか、またタンパク質が健康な細胞を維持するために必要な機能を果たすのを疾病がどのようにして妨げるかを研究者が解明するのに役立ちます。
  • FightAIDS@Home プロジェクト  – HIVの新しい候補薬の特定。
    コンピューターによる新しい HIV 治療薬の開発方法を研究しています。

これらの研究を進めるには、膨大なコンピューター処理が必要です。例えば、「ファイト! 小児がん プロジェクト」では、がんの進行に関わるタンパク質を無力化する薬剤を見つけるために、900 万回の仮想科学実験をコンピューターを使って行う必要がありますが、1台のコンピューターで行うには 8,000 年を超える時間が必要になります。しかし、WCGを利用し、これらの計算を実行することで、このプロジェクトは 2 年以内に完了すると期待されています。

これまでにも、WCGを利用した以下のプロジェクトが終了しています。

  • 筋ジストロフィー治療支援-フェーズ1
  • ゲノム比較
  • がん撲滅支援
  • ヒトたんぱく質解析

2003 年に終了した天然痘の研究では、WCGを活用(226カ国から200万人が参加)して、わずか 3 カ月足らずの間に、45にものぼる天然痘の潜在的治療法を見つけ出しました。WCGがなければ、この作業を完了するまでに数年はかかっていたことでしょう。

※プロジェクトの詳細な内容は、WCGのサイトで見ることが出来ます
WCGサイトURL :http://www.worldcommunitygrid.org/

WCG

大阪エヌデーエスもWCGに参加しているの?

大阪エヌデーエスでは、環境マネージメントシステム(EMS)の環境目的のひとつである「既存資源の有効活用の実践」の一環として、「UOS kansai NDS」というチーム名でWCGに参加しています。

WCGに参加すると、WCGのサイトから個人やチームの稼動統計を照会することが出来ます。

大阪エヌデーエスは、他にも「既存資源の有効活用」としてこんなことを実践しています!

2008年度は「再利用を促進する新たな運用を年間6件以上導入する」という目標を掲げ、社員からの再利用の発見、提案を募っています。現在4件の提案があげられ全社で実践しています。

  • 使用済みフキンを雑巾として再利用する
  • 今まで捨てていた雑誌を再利用する
    (一部部署の購読雑誌を全社で見ることが出来るようにする)
  • ペットボトルのキャップを寄付することで再利用する
  • My箸の使用を奨励する

※掲載した内容はWCGのホームページおよびIBMのパンフレット「ワールド・コミュニティー・グリッド」を参考にさせていただきました。
■WCGのホームページ      http://www.worldcommunitygrid.org/
■日本IBMのホームページ    http://www.ibm.com/jp/ja/

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ISO委員会:ems@nds-osk.co.jp
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