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#01

Project 01AUTOSARで支える車載ECU開発

M.Y
事業戦略アドバンステクノロジーグループ テクニカルスペシャリスト
K.A
事業戦略アドバンステクノロジーグループ プロジェクトメンバー
Story 01

プロジェクト発足の経緯は?

M.Y:
2017年からAUTOSAR製品の開発に携わっていて、その製品開発が一段落したタイミングで、そのAUTOSAR製品を使った車載ECU開発がスタートしました。
現在は、当時培ったAUTOSARの知識や経験を活かしながら、別メーカーのAUTOSAR製品を用いたECU開発に取り組んでいます。

K.A:
自動車メーカー向けの車載システムを、AUTOSAR規格に沿ってリファクタリングするプロジェクトです。
長年AUTOSAR開発で協働してきた会社様から「一緒にやりませんか」とお声がけいただいたことがきっかけでした。これまで積み重ねてきた信頼関係や技術力を評価いただいたからこそのお話だったと思います。
私自身は、それまで実装や評価といった下流工程を担当することが多かったので、今回は要件定義や設計から実装・評価まで一貫して携われることにとてもワクワクしました。

Story 02

進める上で大切にしていたことやこだわったことはありますか?

M.Y:
チーム内のコミュニケーションを円滑にするために、心理的安全性を高めることを意識していました。
メンバーそれぞれが感じていることや考えていることを遠慮なく言い合えるような雰囲気づくりを心がけています。相談しやすい空気があることで、課題の早期発見や解決にもつながると思っています。

K.A:
AUTOSARは規格そのものが複雑なので、知識のない方に分かりやすく説明するのが難しいんです。
ただ、お客様との打ち合わせで細かいことをすべて説明していると時間がいくらあっても足りません。そのため、いかに簡潔に、それでいて誤解なく伝えるかを常に意識していました。
知識を持っているだけでなく、それを相手に分かりやすく伝えることもシステムエンジニアの重要な役割だと思っています。メンバーにも意見をもらいながら説明の仕方にはこだわりました。

Story 03

一番大変だったことや、想定外のトラブル(壁)はありましたか?

M.Y:
AUTOSAR製品の使い方をマニュアルやソースコードから読み解きながら、お客様の要求仕様に合ったソフトウェア設計を考えるのが一番難しかったですね。
要求を実現する方法は一つではなく、複数の選択肢があります。その中から、設計のシンプルさや品質、安全性まで考慮して最適な方法を選ぶ必要がありました。
どのアプローチが最も適切なのかを見極めるまでに、多くの時間と労力を費やしたと思います。

K.A:
評価フェーズまで進んだ段階で不具合が見つかり、原因を追っていくと、そもそも要求の解釈を誤っていたことが分かりました。
その結果、大幅な手戻りが発生してしまいました。振り返ると、要求分析のレビューで十分に深掘りできておらず、整合性をきちんと確認しないまま進めてしまっていたんです。
それ以降は、「この機能は実際にどう動くのか?」というところまで細かく考えながら分析することを意識するようになりました。また、認識のズレを防ぐために、途中確認やコミュニケーションの機会も増やしました。
このときは作業遅延によってメンバーに迷惑をかけてしまいましたが、チーム全体でリカバリーに動いてくれて本当に助かりました。誰か一人の責任にするのではなく、全員で乗り越えようとする文化があることを改めて実感しました。

Story 04

プロジェクトを経て得られたものは何ですか

M.Y:
AUTOSAR製品の特長や使い方を学ぶことができ、今後のECU開発にも活かせる知識や開発手法を身につけることができました。
AUTOSAR製品には複数のツールがあり、それらを活用してソースコードを生成します。そのため、ツールチェーン全体を理解し、適切に扱えるようになることが非常に重要です。
プロジェクトを通じて、その知識やノウハウを実践的に習得することができたと思います。

K.A:
技術面はもちろんですが、このプロジェクトではマネジメント面でも大きく成長できたと感じています。
要求分析や設計などの上流工程を担当する中で、「お客様が本当に求めているものは何か」「さらに良くするために提案できることはないか」を考える習慣がつきました。
また、納期を守りながらチーム全体の負荷を下げるにはどうすればよいかを考えるようになり、自分から改善提案を行う機会も増えました。以前よりも広い視点でプロジェクトを見られるようになったと思います。

Story 05

求職者の方にメッセージ

M.Y:
大阪エヌデーエスは長年にわたり組込みシステム開発に取り組んできており、マイコン開発にも強みがあります。
最近ではAUTOSARを用いた開発にも力を入れており、豊富な知識やノウハウを蓄積しています。初心者の方もしっかりサポートしますので、安心して飛び込んできてください。

K.A:
私自身もまだまだ勉強中の身ですが、一人のメンバーとして尊重してもらえる風土があります。
そのため、自分の意見を発信しやすく、新しいことにも積極的に挑戦できますし、日々成長を実感できています。
ITの知識がない方でも周りがしっかりサポートしてくれるので、ぜひ安心してITの世界に飛び込んできてください。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。