Advanced Technology Forum 2025 Summer 開催

「Advanced Technology Forum 2025 Summer」を開催します。

IoTやAIの爆発的な進化と普及が進むなか、組込みソフトウェアの役割はますます重要性を増しています。スマートホームにおける技術革新、自動車産業におけるCASEという概念の登場による影響、自動車業界が直面している100年に一度の大変革期へ突入により、新たなモビリティ社会の実現に向けた積極的な取り組みが必須となっています。その中核的な役割を果たす主役が、組込みソフトウェアです。
今回のフォーラムでは、「組込みシステム開発の新潮流を追う」というテーマを掲げ、次世代に向け期待される注目の最先端技術(技術要素)/スキルカテゴリ(開発技術/管理技術)など、設計・開発技術を必要とする関係者に向けた情報を市場において鍵を握るキープレイヤーが、今後のビジネスやプロジェクトなどの未来を見据えて、その見通しや期待される方向性をご紹介いただきます。今回の報告が皆さまの開発の一助となれば幸いです。

開催概要

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※開催概要(PDF)は公開までしばらくお待ちください。

名称 Advanced Technology Forum 2025 Summer
日時

2025年7月11日(金)
[講演] 13:00~16:35 (開場12:30) [デモ展示&懇親会] 16:45~18:15
[3Dプリンター ワークショップ] 10:00~11:00 

会場

グランフロント大阪 カンファレンスルーム 北館 タワー C棟 8F >MAP

・講演会場        RoomC04 (13:00~)
・デモ展示&懇親会会場  RoomC03 (16:45~)

参加方法 事前登録制 (会場/オンライン) ※定員になり次第締切らせていただきます。
定員 会場:60名 オンライン:140名
参加費 無料
主催 株式会社大阪エヌデーエス
協賛 STマイクロエレクトロニクス株式会社
ルネサスエレクトロニクス株式会社

◆プログラム内容◆

12:30 開場
12:55-13:00  事務局からのお知らせ
[Q&A方法・アンケート方法・ご留意事項]
13:00-13:10 

開会の挨拶


株式会社大阪エヌデーエス
代表取締役社長 平山  武司 

13:10-14:10
(Q&A 5分含む)

【 Keynote 1】
「日常課題からの学術探究~モバイルプロセッサ開発から応用へ~」

大学における研究について講演します。特に、提案する超並列処理によるモバイルプロセッサの紹介を行い、このプロセッサを組み込むことを想定したモバイルデバイスのアプリケーション例について説明します。また、近年の研究室に所属する大学生の状況についても紹介します。


近畿大学
理工学部電気電子通信工学科 講師
蔭山 享佑 氏

休憩(10分)
14:20 – 14:50
(Q&A 5分含む)

【Case Study 1】
自動車セキュリティの最新動向と最新の車載向けセキュリティ対策

ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV: Software Defined Vehicle)の進展により、自動車は、より高度にソフトウェア化されたシステムへと進化を遂げつつあります。
その利便性が飛躍的に向上する一方で、サイバーセキュリティに関するリスクの高まりも懸念されています。
本講演では、2025年6月に公開された「VicOne 2025年 自動車サイバーセキュリティレポート」の内容をもとに、自動車を取り巻く最新のセキュリティ動向を解説します。加えて、現在の車載機器における対策技術の現状と、今後必要とされるセキュリティ対策についても紹介します。


VicOne株式会社
執行役員 技術統括 
原 聖樹 氏

14:50 – 15:20
(Q&A 5分含む)

【Case Study 2】

休憩(10分)

15:30 – 16:00
(Q&A 5分含む)

【Case Study 3】

16:00 – 16:30
(Q&A 5分含む)

【Case Study 4】
SDV時代におけるHypervisor活用の課題とアプローチ

SDV(Software Defined Vehicle)への移行が進む現在、CDC(Cockpit Domain Controller)やADAS(Advanced Driver Assistance Systems)といった機能ドメインに特化したECUの開発では、複数の機能を一つのハードウェア上で統合するために、Hypervisorを用いた仮想化基盤が広く採用されています。しかしながら、Hypervisorを用いたシステムでは、障害解析の難しさや、タイミング/性能面でのリスクといった技術的課題が顕在化しています。
本講演では、QNX Hypervisorを用いた解析事例と、Xen環境における技術的アプローチを通じて、仮想化基盤におけるパフォーマンス課題とその解決方法を紹介します。


株式会社DTSインサイト
プロダクト事業部 開発部 開発一課
木村 健太郎 氏

16:30 – 16:35

閉会の挨拶

16:45 – 18:15

デモ展示&懇親会

【出展企業6社】

株式会社アイ・エス・ビー
VicOne株式会社
株式会社大阪エヌデーエス
サイバートラスト株式会社
株式会社Shinkai Digital Transport
株式会社DTSインサイト
                 (五十音順)

 


※本フォーラムの録画・録音・撮影・スクリーンショットやダウンロード・資料の無断転用は固くお断りいたします。
※プログラム内容・順番はお断りすることなく変更する場合があります。
※当日のプログラムは、写真・ビデオ・動画レコーディングをさせていただきます。撮影した映像・画像は、弊社事務局公式ホームページ、配布・再配布資料等に掲載させていただく場合があります。
※当日はカジュアルな服装でお越しください。

◆当日の運営方法と会場ご参加者さまへのお願い◆
フォーラム開催におきましては、ご来場者の皆様、講師の皆様、各パートナー企業の皆様、関係者の安全を守るため引続き感染対策を講じ運営させていただきます。 
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Advanced Technology Forum について

本フォーラムは弊社が事務局を担当し、2014年度より2回/年度の割合で、お客様・パートナー・学生など各分野の技術者が自由に参画できる、組込みLinux Forumとして開催してまいりました。
当初は社内のLinux勉強会として立ち上げたものですが、企画立案に深く関わってくださった半導体メーカー、Linux Foundation Memberなど、多くの有識者からのアドバイスを基に、参加メンバー間での技術情報シェアを基軸にし、技術者自身の早期スキルアップ実現と、企業間交流の活性化向上を目指し幅広い市場層に参加枠を広げ、現在までに多くの皆さまに参画いただいています。2022年度以降、最新技術がOSS/Linux技術と当たり前のように組み合わされて利用され、開発現場でのシステム構築はより複雑化の一途を辿る傾向となっています。この状況を鑑み、今後のフォーラムでは、必要不可欠とされる技術テーマである、AI周辺技術・セーフティ&セキュリティー・自動車開発などの次世代技術要素にフォーカスを当て、セッションを凝縮して半日でお届けします。